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8月, 2012の投稿を表示しています

夏の終わりに聴くならコレだろう

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井上陽水 - 少年時代 エンリオ・モリコーネ - Love Theme(映画「ニュー・シネマ・パラダイス」) BENNIE K - なごり夏 フジファブリック - 若者のすべて うう。この感情は言葉で言い表せられない。 言うならやっぱり、夏の終わりだ。

阿部真央 - 君を想った唄

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阿部真央というシンガーソングライターがいるそうで、偶然聴いた最新アルバム収録曲「君を想った唄」が良かった。なんだかBENNIE Kを思い出してしまった。この曲の編曲は上田ケンジ氏。 iTunesのパラメータではアルバム中もっとも人気の曲です。 阿部真央「戦いは終わらない」 ちなみに、この曲を求めるならAmazonだと¥3,000で、iTunesだと¥2,000で、曲単体なら¥250です。いい時代になったんでしょうが、iTunesGlobalだとJpopは大体一曲£0.79(≒¥100)で購入できる。 だからなんていうか、データに物理的な距離はほとんど関係ないんで、国境があるとしたら十中八九、利権と法律の影響による。しかも日本の場合、日本国内こそが最も高価という意味の分からない状態です。全然「いい時代」じゃないわ。

劇伴作曲家「林ゆうき」は要チェック

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今シーズンのドラマだと月九「リッチマン、プアウーマン」が結構好きです。 このドラマの音楽担当は林ゆうき氏ですね。彼は今かなり売れっ子だと思う。例えば「ストロベリーナイト」「リーガル・ハイ」も彼の音楽です。 劇中に挿入される音楽を俗に劇伴といって、これはいまいちクローズアップされないんだけど、映像作品の感情を劇的にコントロールする要ですね。作品に没頭しているとなかなか意識が向きませんが、実はめちゃくちゃ影響されています。 で、後でサウンドトラック聴いてみると「そうそう!これこれ!」ってなるんですよね。矛盾するんだけど、それが腕の良い劇伴作曲家の条件なんでしょうね。 林ゆうき、彼は要チェックです。

AKB増田有華の才能が開花する瞬間

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先日8月8日放送のAKBINGO!は、宮本亜門演出ミュージカル「ウィズ」のドロシー役を選ぶ最終オーディションだったんだけど、その歌唱力審査での増田有華が抜群に素晴らしかった。あれはもはやひとつの完成に近いパフォーマンスと形容した方が正確ではないかと思う。 課題曲は「HOME」。宮本亜門曰く「この曲は大げさではなく、ブロードウェイでもロンドンでも歌える人は本当に少ない。世界的に少ない。」という難易度の高い曲を、彼女はなんとか歌い上げた上に、キラキラきらめく才能の片鱗(それはつまり溢れ出るドロシーの感情を歌声に乗せて会場全体に響き渡らせる誰しもが持つわけではない能力)をも存分に魅せつけてくれた。 宮本亜門をして「想像を超えた天才ぶり」と言わしめたそれは大げさではなく、僕は心を揺さぶられてしまったし、彼女を現場で垣間見た多くの者が同じ心境だったに違いない。 結果的に増田有華がドロシー役を射止めるわけだが、その事実が映像の冒頭で既に明かされてしまう演出にも納得できる。 個人的に、AKBの記録映像で胸がはち切れる程に感動したのはこれで二度目で、一度目は 昨年11月17日放送の有吉AKB共和国「劇団四季に挑戦」 だった。 それは映像作品としても秀逸だったけれども、今回に関しては映像作品としてはそれほど秀逸ではない。過度な演出が素材を殺している部分があるからだ。だから増田有華の歌唱力審査の部分だけを抜き出して見たとしても、大きな感動を得ることができるだろう。 どちらにしても、見る機会があるのならばぜひとも見るべき記録映像だと思う。 ちなみに、以下は本場の映画版「TheWiz」の「HOME」です。増田有華の映像を心から楽しみたい人は、いま見るべきではない。残念ながら、技術レベルが違いすぎる。いや、たとえ見た後でも、増田有華は増田有華で良いから大丈夫。どっちだよw

「そこまで言って委員会」の精神を受け継ぐ大阪ローカル番組

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「たかじんのそこまで言って委員会」は既に全国に見つかっちゃって、目に見えて冒険ができなくなっている(そして過度な演出が増えている)のがとても悲しいんですが、ただ、この番組の黎明期を思わせる番組が現在大阪ローカルで放送されています。 「たかじんNOマネー」と言うんですが、どれくらい突っ走っているかというと、民放でありながら「パチンコは限りなく賭博性が疑われる」とし「摘発されない原因はパチンコ業界と警察の癒着。最大の天下り先になっている。」と言い切るレベル。これは在京キー局では決して放送出来ないですね。毎回手を叩いて笑えるネタばかりで、これこそ大人のバラエティという内容になってます。 大阪には無鉄砲だけど骨のあるテレビ局員が一定数いて、それを殺さない上層部もいて、勇気のある出演者と共にがんばっている番組がちゃんと放送されるんですよね。そういう部分に目を向けずに、テレビ業界全てを一括に非難している人が僕は残念でならない。

小林よしのりの見据えるAKBと秋元康と大東亜共栄圏

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小林よしのりと言えば漫画「おぼっちゃまくん」か、バリバリの保守というのが最もよく知られた肩書きだけど、実はなかなかディープなAKB好きでもある。少なくとも僕のようなニワカとは一線を画しているのは間違いない。 彼に言わせると“秋元康氏は「大東亜共栄圏」を文化で実現しようと壮大な実験を開始している”のだそうで、それに“ニセモノ愛国者・ネトウヨ・バカウヨは全然気づかない”と嘆いている。 AKB48フォーマットはアジアを制覇するか? - ゴー宣ネット道場 当然これに対するネット上の評価を拾えば「なにいってんだこいつ」「小林がおかしくなった」「あぁ統合失調症か」という冷ややかな声が目立つのだが、僕も小林よしのりと同様の魅力をAKBに対して感じている一人であることを一応表明しておこうと思う。 国防とは何だろうか。 僕個人の結論は「文化を愛してもらうこと」だと思っている。かなり単純化してその理由をいえば、国とはつまり人の集団であって、人に戦意が湧かなければ戦争は成り立たない。つまり、敵国の為政者にAKBヲタがいたらどうなるか。日本を攻めるという時に「あそこはマジでダメだ、秋葉原がある。AKBがいる!」みたいなね。愛が戦争をなくすというのは、これは保守の思想にも通じます。 で、最近の修正主義の方向性で言えば、大東亜戦争(太平洋戦争及び日中戦争)の原因は米国の差別主義にあったのではないかという話がある。米国の強烈な人種差別意識、そしてアジアが日・泰以外すべて植民地であった当時の状況を鑑みて、差別撤廃を掲げるのは必然であったというのは理にかなっている。そして日本が“戦争に追い込まれた可能性”についても、確かにそう思える節がある。 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成24(2012)年7月18日(水曜日) あのカリフォルニアにおける日系人差別と強制収容所 米国が反日で発狂していた時代は、つい昨日の出来事でしかない それで日本の罪が消えることはないけれども、少なくとも日本が悪であるとするなら、戦争を行ったすべての国が悪でなければ話が全くおかしい。それは僕は間違いないと思う。 右翼と言えば街宣車。街宣車と言えば恐怖。そういう先入観が先行していた時代に、メディアの前に出て保守の思想を解き続けた小林よしのりは、今も当時から全くぶれることなく保守の思想を貫き