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11月, 2012の投稿を表示しています

11月30日は韓国最大規模の音楽祭「MAMA」

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韓国最大規模の音楽祭「2012MAMA(Mnet Asian Music Awards 2012)」が11月30日に開催される。 Mnetという韓国のケーブル局が主催する、あくまでも韓国の音楽祭なのだが、2010年にはモナコ、2011年にはシンガポール、そして今年は香港と、アジアの主要都市を巻き込みながら規模は拡大し、今や日本や中国、そしてアメリカからもゲストを呼んで、毎回ものすごい盛り上がりを見せるアジア圏でも随一の音楽イベントとなっている。 ちなみに、 日本の年末3大歌謡祭が「韓流ゼロ」決定、日韓問題がK-POPにも影響(韓フルタイム) - 海外 - livedoor ニュース http://news.livedoor.com/article/detail/7176288/ 日本の主要な音楽祭で「韓流ゼロ」だそうで、その原因は何と言っても“竹島に対する例の大統領の歴史的行動”であると、僕もその可能性は高いと思うんだけど、ただ、正直、日本の音楽祭より「MAMA」の方が何倍も華やかで「エンターテイメントらしさ」があるから個人的に残念という話にはならないと思っている。ただ、これに連動して韓国でエンターテイメント産業系の株が下がっているというのは「身から出た錆」感がすごい。 そんな話は良いとして、ひとまず、今回のイベントはアジア10地域でライブストリーミングされる予定になっていて、日本ではタワーレコードのUstチャンネルから配信されるそうなので、僕は見る。 USTREAM: TowerRecordsJapan 〈2012 Mnet Asian Music Awards〉 放送日時:11月30日(金) 生中継 レッドカーペット(Pre Show) 午後5:00~7:00 本編 午後7:00~11:00  ※予定 〈MAMA〉オフィシャルサイト http://mama.interest.me/ Mnetオフィシャルサイト http://jp.mnet.com/ 2012/11/30 17:53 追加 タワレコのUstで放送が始まらないので、Mnetの公式チャンネルで会員登録して見ている。HD画質で見れるからこちらの方がオススメです。 韓流スター・KPOPなどのMnet動画 - ライブ配信|Mnet(エムネット) http:/

日本が置き去りにされつつあるネットと音楽のビジネスの話

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第30回:ライブ志向のその先を見ている僕が、SpotifyよりPandora Radioを日本におススメする理由 | DrillSpin Column(ドリルスピン・コラム) http://www.drillspin.com/articles/view/129 CD売上が激減し「ライブ」の重要性が見直されて久しい昨今だが、ライブイベントに近い位置でそれを見つめてきた「ぴあ」の元社員が、更なる先を見据える記事。米国音楽市場の最新の動向がよくわかります。 何年前だろう、 Last.fm を初めて使った時の衝撃は今でも忘れようがない。僕がまだ知らない、でも確実に好みに合う曲が次々と流れてくる快感。 いわゆるパーソナライズ放送と言われるその仕組は、ネット文化と音楽との間に新たな生産性を構築しうる希望の架け橋であり、これらのサービスがローンチして既に5年以上経過した今でも、その重要性は全く揺るぎない。記事中の各種データを見ればそれは理解できるだろう。 ただ残念なことに、日本はこれらのサービスをことごとく排除してきた。上記に挙げた仕組みを持つ主要なサービス( Last.fm , Pandora Radio , Spotify などなど)は、現在日本では使えないか、独自の規制がかけられている。 皮肉なことに、この保身的な態度は実際功を奏して、CDが未だに売れ続ける国は日本くらいである。そのかわり、欧米音楽業界の急激な変化からは取り残される結果となってしまった。 自ら招いた事態が更に自らを苦しめるデスパレートの様相も、本格的に最終段階に差し掛かっている状況なのだが、音楽を愛する一人として、ここでは「お疲れ様でした」とだけ言っておこうと思う。 ちなみに、日本でまだ規制されておらず、僕も使っているサービスは Grooveshark です。

ソニーの販促企画「ヘッドホン女子47」独善的まとめ。

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ソニー ヘッドホン公式チャンネル|ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS http://youtu.be/ekWGvjx9JEo ソニースペシャルコンテンツ | ヘッドホン女子 47 meets EXTRA BASS http://www.sony.jp/headphone/special/park/products_eb/hg47/index.html ソニーがヘッドホンの販売促進企画として「ヘッドホン女子47」というチャンネルをYoutube上で展開している。 簡単に説明すると、47都道府県出身の女子たちが、ご当地のロケーションで「ヘッドホン」を付けて「Avril Lavigne - What The Hell」に合わせて踊る。というちょっと意味の分からない企画だ。 少し前にモデルのローラが「Carly Rae Jepsen - Call Me Maybe」のパロディ映像を公開して話題になったのは記憶に新しいと思うが、アメリカのネット上では今、このように有名な曲に合わせて無駄にこだわったダンス系パロディ映像を制作してアップするのが流行っている。 Rola(ローラ) "Call Me Maybe" from TOKYO http://youtu.be/Cvg0S-6ibpo 今回は(たぶん)その辺りに着想を得たかなり安直な戦略なんだけど、なんだかんだで47本の動画全部見てしまった僕は何も言えません。ごめんなさい。 上記の映像でも告知されているように、振り付けは気鋭のダンサー仲宗根梨乃。彼女については過去記事を参照してほしい(*1)。以下は本人の披露するお手本ダンスだが、文句なしに格好良い。 RINO NAKASONE meets EXTRA BASS: CHOREOGRAPHY http://www.youtube.com/watch?v=HLXj7CcFTd4 で、どうせ見たのだから、特筆すべき注目女子をポストしておこう。 抜群の表現力で弾けるダンシング女子高生「愛知」 ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS:【愛知】西澤梨花 http://youtu.be/zjF0VmBszK8 もしかしたら一番好き健康女子「大阪」 ヘッドホン女子47 meets EXTRA B

韓国ガールズグループ「Girl's Day」のオーナーは日本人だったのか

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出典: K-POPナビ 韓国ガールズグループが大好物な僕の、更に拍車をかけた大好物のグループが「Girl's Day」なのだが(どうでもいい)、このグループの事務所「DREAM TEA ENTERTAINMENT」のオーナーは飯原伴光氏という日本人だったそうだ。 20を超える数のグループがひしめき合っている中で、日本的要素が包含したグループに最も目がいってしまったというのは、なんだか西遊記で「孫悟空がお釈迦様の手の上で踊らされていた」的な残念さがあるのだが……。 So-net Music: K-POP界に旋風を起こす 日本人オーナーを直撃!【K-POP入門/PART2】 http://music.blog.so-net.ne.jp/k-pop_girlsday_int 彼は日本でも音楽事務所を経営しているそうで、上記のインタビュー記事の内容は、日本と韓国の音楽市場に対する興味深い比較(生きた経験則)になっていたので、いくつかここで引用していきたい。 まず、日本と韓国のCDに対する価値観の違い。 So-net:日本と韓国の違いについてもお聞きしたいんですけど。 飯原:全体としては、あまり大きな違いはないと思いますね。ただ、日本よりも早くCDは廃れていったので、向こうでは「音盤」というんですけど、そもそも音盤を作ることを考えてないですよね。 So-net:そうなんですね。配信の割合も多いですけど、韓国は配信の価格がめちゃくちゃ安いじゃないですか。 飯原:配信のことは「音源」というんですけど、音源の売り上げだけで事務所としてやっていけるかというと難しくて。やっぱりイベントの出演やコマーシャル、ドラマのOST(オリジナル サウンド トラック)とか、そういうものがメインですね。 だからこそ、日本に比べればなんの抵抗もなく、ネットを活用できるのだろう。 そして、韓国の芸能界を目指す子女の意識について。 韓国で歌手やアイドルを目指す子たちって、みんな小さいときから芸能界を目指すんだ!みたいな感じで、日本とは家族ともども入れ込み方が違うというか。もちろん日本でも熱心な親や真剣な子どもはたくさんいると思うんですけど、韓国は何よりも優先という感じがしますね。もちろん学校には行ってますけど、すごい気迫ですよ。 GIRL’S DAYの場合

FF14の世界が終わる日

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FINAL FANTASY XIV "時代の終焉"トレーラー http://youtu.be/-6Plp-6TF5U ファイナルファンタジー14(以下、FF14)と言えば、FF11以来のオンラインゲームとして発売されたタイトルだが、これがかなり不評だった。 それを踏まえたスクウェア・エニックス(Square Enix)は、現行のFF14を一旦終了し、新生FF14として再出発する決定を下した。それは来年公開される予定だそうだが、そういう経緯で今回、ひとつの時代にピリオドが打たれること(サーバー停止)となったわけだ。その最期の時を映像化したトレーラーが、「時代の終焉」と題されたこれだ。 映像の作者コメントにこう添えられている。 予言されていた世界の破滅、第七霊災が訪れ、エオルゼアの一つの時代が終わろうとしています。 その最後の光景をどうぞ皆さんの目に焼き付けてください! そして物語は「新生エオルゼア」へと引き継がれていきます。 なるほどです。 いやいや、わからない。プレイしたことのない僕には、ほとんど意味がわからない。しかしともかく、文字通り「時代が終焉する」ド迫力な映像についつい見入ってしまった。見れば感じざるを得ない気合の入りっぷりに感嘆したのだと思う。 なんだろう、少し新生FF14に興味がでてきてしまった。これは期待して良いのではないか。やらないけど。 FINAL FANTASY XIV Official Web Site http://www.finalfantasyxiv.com/

世界に認められるパフォーマンス集団「WORLD ORDER」

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WORLD ORDER in WPC 2011 http://youtu.be/W9VtIdUVLt0 もはや「WORLD ORDER」を一度も目にしたことのない人を探すほうが困難でしょうが、一応説明すると、元格闘家の須藤元気氏を中心に結成されたダンスパフォーマンス集団です。 ド直球のジャパニーズテクノポップに乗せて、オーソドックスなジャパニーズサラリーマン扮する6人が、緻密に組み立てられた無機質な動きで連鎖してゆく。 ある意味で、日本に対する非常にアイロニカルなそれは、日本以上に、世界で認められつつあります。紹介する映像はロサンゼルスでMicrosoftが主催したWPC2011のオープニングイベントの模様です。 直前に流される導入の映像もあわせて、素晴らしい。 Group name is 「WORLD ORDER」 http://www.crnavi.jp/company.html (Crystal Navigation Inc.) http://worldorder.jp/  (WORLD ORDER SPECIAL SITE)

スーザン・ボイル韓国版「HuhGak」という才能

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Huh Gak ( http://youtu.be/RL9q4ZbiidQ ) HuhGakという韓国人歌手がいる。 彼はSuperstarKというオーディション番組の2ndシーズン優勝者で、現在4thシーズンまで継続しているこのプロジェクト中「最大」の収穫であったと断言してしまってよい。 そんな彼を手っ取り早く知るのに最適なPVがこれだ。 映像中のパフォーマンスは、MAMAというビッグイベントで行われたデビューの模様である。緊張しているのだろう、残念ながら実力の全てが発揮されているわけではないが、それでも彼のポテンシャルは十分に伝わると思う。 PVで気になった方は、ぜひ彼の「Jackson5 - I'll Be There」も聴いてみてください。 수퍼스타K2 허각 - I'll Be There で、SuperstarK2で彼に敗れた人たち、恐ろしくうまいのだが、敗者です。 장재인 김지수 신데렐라

決して濡れない雨の部屋。

Rain Room at the Barbican ( http://vimeo.com/50987695 ) 雨に濡れない雨の部屋。本降りの雨、でもそこに入った人は決して濡れない。どんなに激しく動いても濡れないらしい。なにその新感覚。LondonのBarbicanCenterという施設にて展示中です。 これは真っ暗闇のエンターテイメントこと「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とか、鏡による錯覚「ミラーセラピー」に負けないくらい感覚の局所を攻めている気がする。 ロンドンとか簡単に行けない。でも体感してみたい! theGuardianに詳細なインタビュー映像がありました。 Barbican's Rain Room: it's raining, but you won't get wet - video

タワーレコード渋谷リニューアルキャンペーンサイト

タワーレコード渋谷店が11/23にリニューアルするらしい。そのキャンペーンページがなかなか興味深いです。 LIVE LIVEFUL! | TOWER RECORDS SHIBUYA RENEWAL OPEN ( http://liveliveful.jp/ ) まずPVがかなりイカしているし、インタビュー映像も挑戦的な編集になっています。監督はショウダユキヒロ氏。この人は本当に裏切りませんね! サイトのHTMLを見る限り、「ソーシャル0.0ラボ」(*1)と紐付いているようで、僕はやはり彼や彼の周りいる人々(例えばDOMMUNE宇川氏やチームラボ猪子氏)の行為に、「ワクワク」や「未来の可能性」を感じずにはいられないのだと再認識した。 彼らは常に大衆的な世界に触れながら、つまり、現経済システムが希望する生産的な振る舞いをしながら、同時に、より本来的な意味での「Art」を突き詰め続けている。素晴らしいとしか言いようがない。 だからこそ、僕は彼を起用したタワーレコードが、時代に取り残されつつある業態として一体どのようなリニューアルを仕掛けたのか、少なからぬ期待感を持ちました。 ちょっと大阪からは簡単に行けないんだけど、気になる。 *1) ソーシャル0.0ラボ|『豊かさ』の未来 ( http://www.motorolaphoton.jp/social00lab.html )

韓国テレビ局が自身の過去映像をフルHD画質でアップしまくっている。

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My Style - Brown eyed girls ( Acoustic.Ver ) http://www.youtube.com/watch?v=EJ3phQNXrqE 韓国テレビ局「MBC」は最近、他の韓国テレビ局以上にYoutubeを活用しはじめている。 フルHD(1080p、そしてオリジナルデータ公開)という最大のクオリティで、地域視聴制限も設けず、アップした映像は既に16,000本(*1)を超えている。韓国のデジタルコンテンツ業界が、もはや世界のどこよりも先鋭的な地点に位置していることは疑いようがない。 僕は2008年あたりから、韓国ガールズグループの映像を誰よりもチェックしてきたと思うのだが、先にリンクしたのは、その中でも特に記憶に残る名パフォーマンス、「Brown Eyed Girls」の「My Style」をJazzyにアレンジしたライブ映像だ。 これはMBCのいち企画(アーティストが生バンドとのセッションを披露する)なのだが、まあマイナーなことは間違いない。彼女たちの映像は他に幾らでもあっただろうに、わざわざ何年も前のこの映像をチョイスした。その感性に僕はしびれてしまった。マイナーだが、確かに素晴らしいパフォーマンスだった。MBCの今の姿勢に、僕は敬意を評したいと思います。 MBC K-pop | Youtube チャンネル http://www.youtube.com/user/MBCkpop 16,000本に及ぶ映像は、再生リストによって細かくカテゴライズされていて、例えば「番組」や「アーティスト」といった感じで探すことも出来る。全く素晴らしい!! *1) 全ての映像でオリジナルデータが公開されているかどうかはわからない。

「女子アナの罰」がYoutubeで公式公開されている!

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女子アナファッションチェック!!10/26放送【女子アナの罰】 女子アナがガチで身を削る話題の番組「女子アナの罰」が公式にYoutubeで公開されています。 ココでしか見られないオリジナルコンテンツも展開していきます! TBSテレビ「女子アナの罰」|Youtubeチャンネル だそうで、リンクした動画はテレビで放送された「ファッションチェック第二弾」の軽量版です。いや、軽量版といっても、ほとんどテレビと同じクオリティです。これ、地方在住者はかなり嬉しいんじゃないでしょうか。 素晴らしいと思うのは、この番組の基本的なコンセプトが全くブレていないことですね。つまり「TBS女子アナの知名度を上げる」ためにはネット公開も許容範囲であると判断したんだろう。ネットに対して保身的なテレビ局にしてはかなり革新的な試みですよね。 他局でこういう試みをしているのは、僕はテレビ朝日「ロンドンハーツ」くらいしか知らない。内容も面白いし、更に革新的って、素晴らしすぎる!