死を実感するという追体験


死に相対した時、人はもっとも理想的な倫理観を(一時でも)掴むことができるかもしれない。

個人的趣向でそれを例えるなら、モーツァルトの「レクイエム 第八曲 涙の日」や(berberの弦楽のためのアダージョで拡張した)puff daddyの「I'll Be Missing You」のような類の曲によって想起する感覚。

荘厳で敬虔な神的世界の片鱗。理想化された倫理観と潔癖なまでの正しさを持ち、深い泉の奥底の冷たさと、そしてまた母に抱かれる暖かさの共存するなんとも形容しきれない感情に心がたゆたうのは、これらの曲が包含する死や(宗教哲学的な意味での)愛の実感によるのかもしれない。

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