スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2012の投稿を表示しています

Hidetake Takayamaの助けを借りて年の瀬に浸ろう

Sunset Song / Hidetake Takayama
http://youtu.be/5fyo8Aq8v6s
Hidetake Takayamaというジャズピアノに主軸をおいたトラックメーカーがいます。彼の音楽は前から大好きなんだけど、最新アルバムが発売されたのもあってヘビーローテーション中です。

彼の曲をどれかひとつ紹介するなんてのは至難の業なんですが、年の瀬ということで、なんとなく「Sunset Song」を貼っておきます。

僕はこれから音楽の力を借りつつ、少しだけ一年を振り返ってみようと思います。

それでは良いお年を。

著作権問題の元凶はジャスラックではない

良質記事の紹介です。

「著作権問題の元凶はジャスラックではない。それは放送局だ」と言い切るのは、「キャンディーズ - 春一番」を生み出した作曲家であり、ジャスラックの評議員の一人でもあった穂口雄右氏。

日本の音楽に自由を!:「元JASRAC」作曲家・穂口雄右が語る、著作権問題とその元凶 « WIRED.jp
http://wired.jp/2012/11/26/interview-copyright/
そう言えば、Youtubeが誕生して7年あまり、数多の映像を視聴してきたけれども、削除依頼の名に「ジャスラック」が示された記憶は未だかつて一度もない。大概はテレビ局かレコード会社であった。そんなことすら気づかずに「カスラック」と思い続けた自分が恥ずかしい。

彼の経験則からくる著作権(そして著作隣接権)への正しい絶望が、彼がいま行なっているクリエイターの未来を切り開く素晴らしい挑戦の力強さに直結しているのだろう。彼を訴えた利権団体側が逆に返り討ちに合ってしまうなんてのは、少年漫画に匹敵する爽快感がある。

彼は言う。
「著作権料はもっと曲ごとに変動していい。」
「著作権に対する実験をするなら、国民が良く知る曲でやらなければ意味がない。闇雲に著作権フリーにしたところで、ただ埋もれてしまうだけですから。」

自らの「武器」を最大限に活かすことが、現状の問題点を打開する重要な切欠になるという外的な要請を自ら導き、しかも正確な知見に裏打ちされた戦略を組み立てそれを行おうとする論理的思考。なにより、利他的で生産的な活動への意欲に、利己的な欲動を活用させる達観した哲学体形。まさに知行合一の体現。

端的に言って「むかつく」。彼のような60歳になりたい。なれる気がしない。

「FNS歌謡祭」最大の収穫は「雅-MIYAVI-」だったよね

FNS歌謡祭の「華原朋美」が良かったと小耳に挟んだので見てみたら、全く予想もしていなかった雅-MIYAVI-がめちゃくちゃ格好良くて、いま動画を漁っていたんだけど、最近の彼のパフォーマンスはちょっと神がかりに近いものがあるんじゃないだろうか。

コラボの仕方も、コンビ組んでるドラマーも含めてたまらない。近所迷惑というプレッシャーがなかったら発狂していたと思う。

で、わかりやすくMiyaviVEVOチャンネルで言うと「WHAT'S MY NAME?」以降の閃き方が半端じゃない。格好良すぎるので全部リンク貼っておきます。


雅-MIYAVI- - WHAT'S MY NAME?
http://youtu.be/TbwjeOcmtGg

MIYAVI vs KREVA - STRONG
http://youtu.be/GGDaMc-ZgJc

MIYAVI vs YUKSEK - DAY 1
http://youtu.be/gNJNKfouDCo

MIYAVI vs HIFANA - GANRYU
http://youtu.be/GAosehV8zzU

NHKBS時代劇「猿飛三世」のサイトが遊びすぎてる

NHKBS時代劇「猿飛三世」のオフィシャルサイトがおかしい。

猿飛三世|NHK BS時代劇
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/sarutobi/オススメしたいのはサイト入って右側のコンテンツ。「SARUTOBI REMIX」と題された動画がエピソードごとにアップされているのだが、実はNHKのふところは深いんじゃないかと思うほどに自由奔放。

なにかひとつ「エピソード1」だけでも良いから見てみてください。本当に。お願いだから。

で、これで気になって本編見るでしょ。そちらは全然普通なんですよ、なんだよっていう。

この予告編もなんだかおかしい。


BS時代劇「猿飛三世」2分プレマップ 最終決戦編
http://youtu.be/VplbMNfpF9w

Googleの総選挙企画「政治家と話そう」がステキ

Google 選ぼう 2012 政治家と話そう
http://youtu.be/TYoVIY8h-HYGoogle+で質問をすると、政治家とハングアウトを利用して実際に話ができるそうで、応募方法はハッシュタグ「#政治家と話そう」を指定してつぶやけばよい。簡単ですね。

締め切りが12月2日23時59分まで。

さて、何を質問しよう。

11月30日は韓国最大規模の音楽祭「MAMA」

韓国最大規模の音楽祭「2012MAMA(Mnet Asian Music Awards 2012)」が11月30日に開催される。

Mnetという韓国のケーブル局が主催する、あくまでも韓国の音楽祭なのだが、2010年にはモナコ、2011年にはシンガポール、そして今年は香港と、アジアの主要都市を巻き込みながら規模は拡大し、今や日本や中国、そしてアメリカからもゲストを呼んで、毎回ものすごい盛り上がりを見せるアジア圏でも随一の音楽イベントとなっている。

ちなみに、

日本の年末3大歌謡祭が「韓流ゼロ」決定、日韓問題がK-POPにも影響(韓フルタイム) - 海外 - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/7176288/日本の主要な音楽祭で「韓流ゼロ」だそうで、その原因は何と言っても“竹島に対する例の大統領の歴史的行動”であると、僕もその可能性は高いと思うんだけど、ただ、正直、日本の音楽祭より「MAMA」の方が何倍も華やかで「エンターテイメントらしさ」があるから個人的に残念という話にはならないと思っている。ただ、これに連動して韓国でエンターテイメント産業系の株が下がっているというのは「身から出た錆」感がすごい。

そんな話は良いとして、ひとまず、今回のイベントはアジア10地域でライブストリーミングされる予定になっていて、日本ではタワーレコードのUstチャンネルから配信されるそうなので、僕は見る。

USTREAM: TowerRecordsJapan

〈2012 Mnet Asian Music Awards〉
放送日時:11月30日(金) 生中継
レッドカーペット(Pre Show) 午後5:00~7:00
本編 午後7:00~11:00  ※予定
〈MAMA〉オフィシャルサイト http://mama.interest.me/
Mnetオフィシャルサイト http://jp.mnet.com/
2012/11/30 17:53 追加

タワレコのUstで放送が始まらないので、Mnetの公式チャンネルで会員登録して見ている。HD画質で見れるからこちらの方がオススメです。

韓流スター・KPOPなどのMnet動画 - ライブ配信|Mnet(エムネット)
http://jp.mnet.com/vod/onair.m

日本が置き去りにされつつあるネットと音楽のビジネスの話

第30回:ライブ志向のその先を見ている僕が、SpotifyよりPandora Radioを日本におススメする理由 | DrillSpin Column(ドリルスピン・コラム)
http://www.drillspin.com/articles/view/129CD売上が激減し「ライブ」の重要性が見直されて久しい昨今だが、ライブイベントに近い位置でそれを見つめてきた「ぴあ」の元社員が、更なる先を見据える記事。米国音楽市場の最新の動向がよくわかります。

何年前だろう、Last.fmを初めて使った時の衝撃は今でも忘れようがない。僕がまだ知らない、でも確実に好みに合う曲が次々と流れてくる快感。

いわゆるパーソナライズ放送と言われるその仕組は、ネット文化と音楽との間に新たな生産性を構築しうる希望の架け橋であり、これらのサービスがローンチして既に5年以上経過した今でも、その重要性は全く揺るぎない。記事中の各種データを見ればそれは理解できるだろう。

ただ残念なことに、日本はこれらのサービスをことごとく排除してきた。上記に挙げた仕組みを持つ主要なサービス(Last.fm, Pandora Radio, Spotifyなどなど)は、現在日本では使えないか、独自の規制がかけられている。

皮肉なことに、この保身的な態度は実際功を奏して、CDが未だに売れ続ける国は日本くらいである。そのかわり、欧米音楽業界の急激な変化からは取り残される結果となってしまった。

自ら招いた事態が更に自らを苦しめるデスパレートの様相も、本格的に最終段階に差し掛かっている状況なのだが、音楽を愛する一人として、ここでは「お疲れ様でした」とだけ言っておこうと思う。

ちなみに、日本でまだ規制されておらず、僕も使っているサービスはGroovesharkです。

ソニーの販促企画「ヘッドホン女子47」独善的まとめ。

ソニー ヘッドホン公式チャンネル|ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS
http://youtu.be/ekWGvjx9JEoソニースペシャルコンテンツ | ヘッドホン女子 47 meets EXTRA BASS
http://www.sony.jp/headphone/special/park/products_eb/hg47/index.html
ソニーがヘッドホンの販売促進企画として「ヘッドホン女子47」というチャンネルをYoutube上で展開している。

簡単に説明すると、47都道府県出身の女子たちが、ご当地のロケーションで「ヘッドホン」を付けて「Avril Lavigne - What The Hell」に合わせて踊る。というちょっと意味の分からない企画だ。

少し前にモデルのローラが「Carly Rae Jepsen - Call Me Maybe」のパロディ映像を公開して話題になったのは記憶に新しいと思うが、アメリカのネット上では今、このように有名な曲に合わせて無駄にこだわったダンス系パロディ映像を制作してアップするのが流行っている。

Rola(ローラ) "Call Me Maybe" from TOKYO
http://youtu.be/Cvg0S-6ibpo
今回は(たぶん)その辺りに着想を得たかなり安直な戦略なんだけど、なんだかんだで47本の動画全部見てしまった僕は何も言えません。ごめんなさい。

上記の映像でも告知されているように、振り付けは気鋭のダンサー仲宗根梨乃。彼女については過去記事を参照してほしい(*1)。以下は本人の披露するお手本ダンスだが、文句なしに格好良い。

RINO NAKASONE meets EXTRA BASS: CHOREOGRAPHY
http://www.youtube.com/watch?v=HLXj7CcFTd4
で、どうせ見たのだから、特筆すべき注目女子をポストしておこう。

抜群の表現力で弾けるダンシング女子高生「愛知」

ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS:【愛知】西澤梨花
http://youtu.be/zjF0VmBszK8もしかしたら一番好き健康女子「大阪」

ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS:【大阪】三好爽
http://youtu.be/pTmC_3W…

韓国ガールズグループ「Girl's Day」のオーナーは日本人だったのか

出典:K-POPナビ
韓国ガールズグループが大好物な僕の、更に拍車をかけた大好物のグループが「Girl's Day」なのだが(どうでもいい)、このグループの事務所「DREAM TEA ENTERTAINMENT」のオーナーは飯原伴光氏という日本人だったそうだ。

20を超える数のグループがひしめき合っている中で、日本的要素が包含したグループに最も目がいってしまったというのは、なんだか西遊記で「孫悟空がお釈迦様の手の上で踊らされていた」的な残念さがあるのだが……。

So-net Music: K-POP界に旋風を起こす 日本人オーナーを直撃!【K-POP入門/PART2】
http://music.blog.so-net.ne.jp/k-pop_girlsday_int
彼は日本でも音楽事務所を経営しているそうで、上記のインタビュー記事の内容は、日本と韓国の音楽市場に対する興味深い比較(生きた経験則)になっていたので、いくつかここで引用していきたい。

まず、日本と韓国のCDに対する価値観の違い。

So-net:日本と韓国の違いについてもお聞きしたいんですけど。

飯原:全体としては、あまり大きな違いはないと思いますね。ただ、日本よりも早くCDは廃れていったので、向こうでは「音盤」というんですけど、そもそも音盤を作ることを考えてないですよね。

So-net:そうなんですね。配信の割合も多いですけど、韓国は配信の価格がめちゃくちゃ安いじゃないですか。

飯原:配信のことは「音源」というんですけど、音源の売り上げだけで事務所としてやっていけるかというと難しくて。やっぱりイベントの出演やコマーシャル、ドラマのOST(オリジナル サウンド トラック)とか、そういうものがメインですね。
だからこそ、日本に比べればなんの抵抗もなく、ネットを活用できるのだろう。

そして、韓国の芸能界を目指す子女の意識について。

韓国で歌手やアイドルを目指す子たちって、みんな小さいときから芸能界を目指すんだ!みたいな感じで、日本とは家族ともども入れ込み方が違うというか。もちろん日本でも熱心な親や真剣な子どもはたくさんいると思うんですけど、韓国は何よりも優先という感じがしますね。もちろん学校には行ってますけど、すごい気迫ですよ。GIRL’S DAYの場合は昼くらいに会社に来て、だいたい12時間くらい練習する…

FF14の世界が終わる日

FINAL FANTASY XIV "時代の終焉"トレーラー
http://youtu.be/-6Plp-6TF5U
ファイナルファンタジー14(以下、FF14)と言えば、FF11以来のオンラインゲームとして発売されたタイトルだが、これがかなり不評だった。

それを踏まえたスクウェア・エニックス(Square Enix)は、現行のFF14を一旦終了し、新生FF14として再出発する決定を下した。それは来年公開される予定だそうだが、そういう経緯で今回、ひとつの時代にピリオドが打たれること(サーバー停止)となったわけだ。その最期の時を映像化したトレーラーが、「時代の終焉」と題されたこれだ。

映像の作者コメントにこう添えられている。

予言されていた世界の破滅、第七霊災が訪れ、エオルゼアの一つの時代が終わろうとしています。
その最後の光景をどうぞ皆さんの目に焼き付けてください!
そして物語は「新生エオルゼア」へと引き継がれていきます。なるほどです。

いやいや、わからない。プレイしたことのない僕には、ほとんど意味がわからない。しかしともかく、文字通り「時代が終焉する」ド迫力な映像についつい見入ってしまった。見れば感じざるを得ない気合の入りっぷりに感嘆したのだと思う。

なんだろう、少し新生FF14に興味がでてきてしまった。これは期待して良いのではないか。やらないけど。

FINAL FANTASY XIV Official Web Site
http://www.finalfantasyxiv.com/

世界に認められるパフォーマンス集団「WORLD ORDER」

WORLD ORDER in WPC 2011
http://youtu.be/W9VtIdUVLt0
もはや「WORLD ORDER」を一度も目にしたことのない人を探すほうが困難でしょうが、一応説明すると、元格闘家の須藤元気氏を中心に結成されたダンスパフォーマンス集団です。

ド直球のジャパニーズテクノポップに乗せて、オーソドックスなジャパニーズサラリーマン扮する6人が、緻密に組み立てられた無機質な動きで連鎖してゆく。

ある意味で、日本に対する非常にアイロニカルなそれは、日本以上に、世界で認められつつあります。紹介する映像はロサンゼルスでMicrosoftが主催したWPC2011のオープニングイベントの模様です。

直前に流される導入の映像もあわせて、素晴らしい。

Group name is 「WORLD ORDER」
http://www.crnavi.jp/company.html(Crystal Navigation Inc.)
http://worldorder.jp/ (WORLD ORDER SPECIAL SITE)

スーザン・ボイル韓国版「HuhGak」という才能

Huh Gak
( http://youtu.be/RL9q4ZbiidQ )
HuhGakという韓国人歌手がいる。

彼はSuperstarKというオーディション番組の2ndシーズン優勝者で、現在4thシーズンまで継続しているこのプロジェクト中「最大」の収穫であったと断言してしまってよい。

そんな彼を手っ取り早く知るのに最適なPVがこれだ。

映像中のパフォーマンスは、MAMAというビッグイベントで行われたデビューの模様である。緊張しているのだろう、残念ながら実力の全てが発揮されているわけではないが、それでも彼のポテンシャルは十分に伝わると思う。

PVで気になった方は、ぜひ彼の「Jackson5 - I'll Be There」も聴いてみてください。


수퍼스타K2 허각 - I'll Be There
で、SuperstarK2で彼に敗れた人たち、恐ろしくうまいのだが、敗者です。


장재인 김지수 신데렐라

決して濡れない雨の部屋。

Rain Room at the Barbican
( http://vimeo.com/50987695 )雨に濡れない雨の部屋。本降りの雨、でもそこに入った人は決して濡れない。どんなに激しく動いても濡れないらしい。なにその新感覚。LondonのBarbicanCenterという施設にて展示中です。

これは真っ暗闇のエンターテイメントこと「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とか、鏡による錯覚「ミラーセラピー」に負けないくらい感覚の局所を攻めている気がする。

ロンドンとか簡単に行けない。でも体感してみたい!

theGuardianに詳細なインタビュー映像がありました。

Barbican's Rain Room: it's raining, but you won't get wet - video

タワーレコード渋谷リニューアルキャンペーンサイト

タワーレコード渋谷店が11/23にリニューアルするらしい。そのキャンペーンページがなかなか興味深いです。

LIVE LIVEFUL! | TOWER RECORDS SHIBUYA RENEWAL OPEN
( http://liveliveful.jp/ )まずPVがかなりイカしているし、インタビュー映像も挑戦的な編集になっています。監督はショウダユキヒロ氏。この人は本当に裏切りませんね!

サイトのHTMLを見る限り、「ソーシャル0.0ラボ」(*1)と紐付いているようで、僕はやはり彼や彼の周りいる人々(例えばDOMMUNE宇川氏やチームラボ猪子氏)の行為に、「ワクワク」や「未来の可能性」を感じずにはいられないのだと再認識した。

彼らは常に大衆的な世界に触れながら、つまり、現経済システムが希望する生産的な振る舞いをしながら、同時に、より本来的な意味での「Art」を突き詰め続けている。素晴らしいとしか言いようがない。

だからこそ、僕は彼を起用したタワーレコードが、時代に取り残されつつある業態として一体どのようなリニューアルを仕掛けたのか、少なからぬ期待感を持ちました。

ちょっと大阪からは簡単に行けないんだけど、気になる。
*1) ソーシャル0.0ラボ|『豊かさ』の未来 ( http://www.motorolaphoton.jp/social00lab.html )

韓国テレビ局が自身の過去映像をフルHD画質でアップしまくっている。

My Style - Brown eyed girls ( Acoustic.Ver )
http://www.youtube.com/watch?v=EJ3phQNXrqE
韓国テレビ局「MBC」は最近、他の韓国テレビ局以上にYoutubeを活用しはじめている。

フルHD(1080p、そしてオリジナルデータ公開)という最大のクオリティで、地域視聴制限も設けず、アップした映像は既に16,000本(*1)を超えている。韓国のデジタルコンテンツ業界が、もはや世界のどこよりも先鋭的な地点に位置していることは疑いようがない。

僕は2008年あたりから、韓国ガールズグループの映像を誰よりもチェックしてきたと思うのだが、先にリンクしたのは、その中でも特に記憶に残る名パフォーマンス、「Brown Eyed Girls」の「My Style」をJazzyにアレンジしたライブ映像だ。

これはMBCのいち企画(アーティストが生バンドとのセッションを披露する)なのだが、まあマイナーなことは間違いない。彼女たちの映像は他に幾らでもあっただろうに、わざわざ何年も前のこの映像をチョイスした。その感性に僕はしびれてしまった。マイナーだが、確かに素晴らしいパフォーマンスだった。MBCの今の姿勢に、僕は敬意を評したいと思います。

MBC K-pop | Youtube チャンネル
http://www.youtube.com/user/MBCkpop
16,000本に及ぶ映像は、再生リストによって細かくカテゴライズされていて、例えば「番組」や「アーティスト」といった感じで探すことも出来る。全く素晴らしい!!
*1) 全ての映像でオリジナルデータが公開されているかどうかはわからない。

「女子アナの罰」がYoutubeで公式公開されている!

女子アナファッションチェック!!10/26放送【女子アナの罰】

女子アナがガチで身を削る話題の番組「女子アナの罰」が公式にYoutubeで公開されています。

ココでしか見られないオリジナルコンテンツも展開していきます!
TBSテレビ「女子アナの罰」|Youtubeチャンネルだそうで、リンクした動画はテレビで放送された「ファッションチェック第二弾」の軽量版です。いや、軽量版といっても、ほとんどテレビと同じクオリティです。これ、地方在住者はかなり嬉しいんじゃないでしょうか。

素晴らしいと思うのは、この番組の基本的なコンセプトが全くブレていないことですね。つまり「TBS女子アナの知名度を上げる」ためにはネット公開も許容範囲であると判断したんだろう。ネットに対して保身的なテレビ局にしてはかなり革新的な試みですよね。

他局でこういう試みをしているのは、僕はテレビ朝日「ロンドンハーツ」くらいしか知らない。内容も面白いし、更に革新的って、素晴らしすぎる!

ももクロのMVが公式にフル公開されている!

ももクロちゃんの新曲「サラバ、愛しき悲しみたちよ」のMVが公式に公開されています。作曲は布袋寅泰。

僕は全然知らなかったんですが、彼女たちの所属している「STARDUST MUSIC inc.」が公式に持っているyoutubeチャンネルでは、彼女たちのMVやライブ映像が以前から公開されていたんですね。

彼女たちの魅力は現場にあるからこそ出来る強気の姿勢ですね。

ももいろクローバーZ
所有者:スタデジch. STARDUST MUSIC inc.

レミオロメン - 3月9日のMVが良い

レミオロメンの「3月9日」という名曲がある。

実はこの曲はミュージッククリップも秀逸な作品に仕上がっていて、人気を得るより以前の堀北真希の姿を見ることもできます。

全体を通して日本のありふれた日常を映し出してゆくんだけど、「ありふれた日常」というのが、日本のどこにでも溢れすぎていて見逃してしまいがちな、本当に何気ない日常です。

それがどれほど幸せな一時か、静かに訴えかけられます。

きっと日本人に染み入った原風景をしっかりと捉えてくれているからこそ伝わってくるメッセージなんだろう。切なさが込み上げてきます。オススメ。

ちなみにアートディレクターは森淳一

「江南スタイル」韓国ラッパーPSYの快進撃

韓国のPSY(サイ)という男性ラッパーが欧米を湧かせている。

米国ビルボード(しかもHot100)で2週連続2位を獲得し、全英シングルチャートで1位獲得などなど、こちらのチャート表(*1)を見てもらえば、どれほどの熱狂具合か理解できると思う。一過性だとしてもこれはマジで凄い。

ブームの切欠となったのがリンクした「江南スタイル」のMVで、ネット上ではパロディ映像が続々アップされている。米国大統領選の最中ということで、ミット・ロムニースタイルなんていうパロディも制作されていて笑ってしまった。

CollegeHumor's Favorite Funny Videos PSYはYGエンターテイメントに所属していて、あの2NE1(東アジア地域で絶大な人気を誇るグループ)と同じです。

韓国が今回の熱狂を利用しないはずがないから、これを足がかりに売り出すなら2NE1の可能性は高い、というかそうであってほしい。彼女たちなら結構良い所までいけると思うんだ。

なによりこれで停滞気味だった韓国音楽市場がまた再燃するかもしれない。やっほう!!

*1)Charts and certifications | Gangnam Style - Wikipedia

おニャン子クラブ再結成の狙いは何なの

おニャン子クラブ再結成2002

10年前の映像だけど、おニャン子クラブが切り拓いたアイドル像を思えば、再結成はどうかと思う。青春時代の女の子の誰しもが持つ魅力を最大限に活かしきる新規性が、おニャン子クラブの最大の魅力だったじゃないか。それが抜けきった時点を晒すのは、どういう意図があるのだろうか。

もしかしたら、これによって、青春時代に付加される魅力の絶大さと、そして生命がエントロピー増大則に抗えない本質を(おニャン子クラブ世代の視聴者に)痛感させたかったのかもしれない。

それはつまり、今再び、「秋元康の偉大さを誇示しようとした」ということにもなるか。

ダウンロード刑罰化をポジティブに捉えてみる

本日、ダウンロード刑罰化が施行された。

この規制は、コンテンツ産業において「個人情報保護法」に並ぶ悪法にまで発展する愚かしい規制であると思っている。

ただ、ポジティブな見方が出来ないわけではない。

時代錯誤の上に不完全な規制は、限られた抜け道へと先鋭的な人的資源を誘導して、結果的には(小さな亀裂がダムを決壊させるようにして)新しい潮流や文化を生むのに一役買う可能性が、僕は相当あると思う。

それは過去にすでに起こっていて、例えばニコ動におけるPerfumeやボーカロイドみたいな感じです。そういう展開を期待しつつ、できれば加担できたらいいなと思う。

「女子アナの罰」という古くて新しい番組

「女子アナの罰」というバラエティ番組がTBSで放送している。すこぶる評判がいいらしい。

女子アナの罰
毎週金曜日深夜25:25から内容は「毎回女子アナが対決(ガチンコだったり、ドッキリ形式だったり)をして、敗者はひどい罰を受ける」という非常に下品な深夜帯の番組なんだけど、放送作家さんがあの「たけしの元気が出るテレビ」のディレクターさんだったそうで、その雰囲気はヒシヒシ伝わってくる。ただ決定的に違うのは、身を削るのが芸人から女子アナに置き換わっている点。その意味で懐かしいながらも新鮮。非常に楽しめます。

現状、TBSの女子アナは、知名度でフジテレビに圧倒的な差をつけられている。これに対抗するなら、フジテレビには絶対に出来ない方法を選ぶのが手っ取り早く、懸命だろう。だからこそTBSはこういう番組で攻めようと決心した。何しろ対決自体がもうすでに罰ゲームじみている。


女子アナとは社員であるから、きっと番組の面白さからは想像もできないほどの企業としての決断があったのだと思う。もしかしたらゴールデンタイムや、もう少し視聴率の稼げる時間帯に放送したかったかもしれない。目一杯頑張った結果が深夜帯だったんだろう。

しかし実際、これによって僕はTBS女子アナを何人か知ったし、可愛らしいなと思うようにすらなった。成功している。TBSの戦略は少なくとも僕をとりこにしている。気が向いたら、ぜひ一度見てみてください。

東京駅がスクリーンになる日

昨日、東京駅をスクリーンにして行われた3d Projection Mappingの模様がアップされていた!!

これはなんだろう、予想以上に興奮しますね。東京丸の内、しかも東京のシンボルでこんな遊び心満点の企画が行われる。内容以前に、その心意気に鳥肌が立ってしまった。本当に素晴らしい!!

映像はCanvasが手がけています。
「キャンバス」は新進の映像作家に自由な表現の場を与えるプロジェクト。
Canvas2.0.0
光、電気、電力。それは決して悪ではない。もし悪としての要素があるとすれば、それは未来を慮らずに原子力を推進したアメリカ、それを後押しした人たち、そして追随してしまった我々が、子どもたちにもたらした現状に対して想起されるニュアンスであると僕は思う。

端的に言えば、正邪が存在するのは科学技術そのものではなく、それを扱う人間の方にある。

電気そのものは近代文明の礎であり、さらには夢や希望や豊かさを与えてくれた最も主要な発明であったし、きっとこれからも我々を照らし続けるに違いない。もう一度心から光と戯れるために、我々はそれを生みだす技術について真剣に考えなければならない。

もし我々が、未来へ駆け上がる推進力(つまり夢や希望)の内に、現状を改善する答えを見出せるならば、まだこの末期的な状況をどうにか克服する可能性があるかもしれない。それだけの力を、きっと日本は培ってきたと信じて、僕はこれから生きていこうと思う。

そんな個人的な思いすら後押ししてくれるこのイベントに感謝したい。いやあ、これは本当に生で見たかったなあ。

ますます進化するヒューマンビートボックス最前線

久しぶりにヒューマンビートボックスの映像を見て度肝を抜かれてしまった。
取り上げる動画は世界大会のセミファイナルです。向かって左が今大会の優勝者Skillerです。

この人たちなんなの。最新のElectronicaに柔軟に対応している。

少しボリューム大きめで聞くのがオススメ。本当にすごいの一言ですね。

「そうだよアホだよ」

「そうだよアホだよ」これに反応できる人は僕と±10くらいの年齢ではないかと思う。そう、パーク・マンサーですね。この頃の「学校へ行こう!」は本当に最高だった。

特に「軟式globe」は当時とんでもない大爆笑をお茶の間に届け続けて、結果的には小室哲哉とKEIKOの結婚式で本家とも共演してしまうわけだけど、globeに負けず劣らず未だにコアなファンがたくさんいて、僕も確実にその一人です。

以下は、有志が「軟式globe」全バリエーションをつなげてくれた動画です。多分これでまた新たなファンを創出しているに違いない。

ちなみに1時間近くありますw

軟式グローブ(学校へいこう"B-RAP HIGH SCHOOL")

ブラジル金採掘者によるヤノマミ族虐殺の件

ベネズエラ大統領 ヤノマミ民族の虐殺を否定|VOR
ベネズエラのチャべス大統領は、同国アマソナス州の密林地域で先住民のヤノマミ民族が虐殺されたとの情報について、証拠は見つからなかったとする声明を表した。ヤノマミ族と言えば、2009年に放映されて大きな話題となったNHKスペシャル「ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~」(文化基金賞優秀賞受賞)で既知の方が多いかもしれない。

この作品は、アマゾンに住むヤノマミ族に密着し、その習俗を我々に伝えるという、記録映像としては比較的スタンダードなものだったのだが、そこに映っていた彼らの「特殊な行為(*1)」が、文明社会に生きる我々の「倫理の深部」をマシンガンで狙い打ちするような痛烈な内容であった為に、TV放映後に劇場公開されるほどの人気を博した。

今回、このヤノマミ族の一部族(ベネズエラ側に住む集団)がブラジルの金採掘者によって虐殺されたとの情報が出され(*2)、これに対してベネズエラ政府は、調査の末「証拠はなかった」と結論する声明を発表した。ただ、調査方法の記述が記事によって違う(*3)ため、僕のような市井の人には真相が全くわからない状態。

ブラジルと言えば次期オリンピックとサッカーワールドカップの開催国ですからね。これはちょっと注視する必要があるかもしれない。
*1) 気になる人は見たらいい。( NHK-DVD ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~[劇場版]
*2) ヤノマミ族関係者からの情報とさているが、非常に曖昧。
*3) 例えば今回取り上げたVORとロイター

高齢化社会における秀逸な宣伝文句

いま、90歳以上の高齢者の書籍が立て続けに出版されているそうだ。

僕ははじめ、どうせまた高齢化社会を考慮して、多くの人々に訴求できるビジネスを考えたのだろうと思った。
しかし違った。今回の謳い文句、それは「戦前戦中戦後の激動を知っている日本人の声を聞ける内に聞こう」というのである。

正直、やられたと思った。浅はかな自分が恥ずかしくなった。

確かに前者の理由がないわけではないだろう。しかし、後者の訴求性は日本人にとって並大抵なものではない。様々な主義思想を持つ人間がいる世の中で、その偏りなく、誰もが彼らの体験談には耳を傾けたいと思うだろう。誠実さとビジネスセンスが共存している訴求性に僕は感嘆してしまった。

消費税反対。原発ゼロ。そういった一部のイデオロギーや危機意識に訴える安易なビジネス戦略が跋扈する現状において、これは一歩も二歩も抜きん出た秀逸な宣伝文句ではないかと思う。

韓国ガールズグループの新人「FIESTAR」に注目してみる

つい先日デビューした「FIESTAR」という韓国ガールズグループがいる。

扉絵にしたリーダーのJeiちゃんがとっても可愛くて、行きつけの飲み屋さんの看板娘に若干似ているんだけど、まあそんな内輪ネタはいいとして、とにかくMVを見てほしいんだけど、K-popお得意のストーリー仕立てを活かして、欧米で大人気の最新CGを駆使したギフト(超能力)を使う人物を登場させるという、流行をガッツリ踏襲したパクリ系の作品になっています。



この「パクリ」というのはよくやり玉にあげられがちなんだけど、まず留意すべきなのは、パクリをパクリと認識させるには、既に相当の技術力とセンスがなければならない。そしてパクリが本家と同様に技術を使いこなす時、そこにオリジナルの種が萌芽する。

本質的に、人は真似事から入る以外に、新しい創造のニュアンスを獲得する術はほとんどない。このMVは、ネタとしてパクっているかのようにして本場の演出・エフェクトを使いこなしてそれを根拠付けている。いや、これはもうむしろネタだ。これは日本人よりも欧米の若者たちこそが実感するだろう。

加えていちいちJeiちゃんが可愛い///

このMVでしびれないなら、僕にはもうあなたをこの世界に誘う材料がない。いや、うそついた。まだ結構あるわ。

韓国テレビ局にみる革新性

음악중심 : KARA - Pandora, 카라 - 판도라, Music Core 20120825


KARAの新曲「Pandora」の映像がすごい。

何が「すごい」って、たった一度しか流されない音楽番組の、それもたったひとつのグループの映像を、ミュージックビデオ並のクオリティで制作しようという革新性です。

なぜそんな手の込んだことをするのか、日本のテレビ局には理解できないかもしれない。

しかしただ、この動画が番組を制作した「MBC」自身の手によってネットにアップロードされている事実と、これ以上の画質では公開できない最高の状態で公開している事実を合わせて勘案すれば、戦略的にネット文化を許容し、有効活用しようとする明確な意志が見えてきます。

外交や財政等々、韓国にはいろいろあるけど、本当にいろいろあるけど、デジタルコンテンツ界隈の尖った試みに関してだけは、混じり気のない賛辞を贈りたいと思う。本当に素晴らしい!

映画「ニッポンの嘘」を見てきた

映画「ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳~」見てきました。

予告編の中で彼が発している言葉のどれもに、僕は強烈な説得力を感じてしまって、もう本編を見るしかないと確信したんだけど、その理由が明確に示されていました。

彼は責任の意味を知っている。反抗がもたらすものと、その為に犠牲にしなければならないものを知っている。そうして90歳に至る今まで、自分の信じる道を貫き続けている。彼の行為には嘘がなかった。実直に生を全うしている人間の言葉に、エネルギーが感じられないわけがないんだ。

個人的に言えば、彼の全てに共感はできない。しかし、彼の哲学の本質は、報道が本来追求するところの中立性を放棄して、偏向的なひとつの思想(弱者側)に内在化することでしか得られないフィルターがあると確信している点にあるだろう。僕はその重要性と資料としての価値を深く理解できる(*1)。

そして実際、彼の写真のいくつかを見て、僕は涙を抑えることが出来なかった。

どこかで反抗が決起する時、そこには反抗者なりの正当性が必ずある。その中に入りこみ、問題を引き受けることでしか写せない写真。彼は自分の正しいと信じる(決して中立的ではない)方へあえて染まりきって、それを世界に付きつけてきた。

映画の良し悪しを僕は言えない。ただ、このような生き方によって敗戦後の日本を写した写真家がいたということに強い衝撃を受けてしまった。

ここに感謝の意を表明しておこうと思います。福島菊次郎さん、そして監督と製作に携わった多くの関係者の皆様、人間の生き様の貴重なひとつを見せていただきました。どうもありがとうございました。
*1) 安丸良夫著『出口なお―女性教祖と救済思想』あとがき

韓国人は韓国語で歌えばいいだろ

韓国ガールズグループは日本進出の時に歌詞をわざわざ日本語に変えることが多い。その作業によって魅力が著しく劣化するとなぜ気づかないのだろう。

一方でAKB48の姉妹ユニットにJKT48というのがいて、インドネシアのジャカルタを拠点に活動している。そこでは例えば「ヘビーローテーション」のインドネシア語版が歌われている。

一見似ているように思える両者の状況だけど、これらは音楽の解釈においては全く異なっている。個人的な音楽理解に則るなら、前者は許せないが、後者はむしろ真っ当であると言える。

重要なのは、歌手が自分の母国語で声を発する行為そのものにこそある。歌手が母国語で歌う価値、それは最も深く理解した言語だからこそ、言語の枠に収まらない「声」の持つ多彩な感情表現を活かせるということだ。

人は言語の持つ意味だけで他人の感情を理解しているわけではない。「どうもすみません」という謝罪だって、心もなく言えばそれは相手に全く異なった意味として伝わり、言語的な意味などもはや体を成していない。きっとほとんどの人が理解できる感覚ではないかと思う。

逆説的に言えば、聴く側には理解できない外国語でも、歌手(そして作詞家)が深く理解した言語に、その本質的な思いを込めているなら、言語を超えたところで聞き手により繊細な感情を届けられると僕は思っている。

だから僕に言わせれば、市場に合わせて言語を変更する行為は、気が利いているようで、その実全く逆効果にしかなっていない。韓国人の歌手・作詞家・作曲家による曲に日本語をあてがうセンスの無さは、僕に嫌悪感さえ抱かせるのだ。

これを念頭に置いて実際に曲を比較してみたい。

以下は韓国ガールズグループ「KARA - STEP」だが、韓国語版と日本語版を聴き比べて欲しい。

韓国語版


日本語版


その次にAKB48の「ヘビーローテーション」とJKT48の「ヘビーローテーション」を比べて欲しい。

AKB48版


JKT48版

※もしかしたら、このような類の曲に歌詞が関係あるのか。という反論はあるかもしれない。そして口パクではないかと。今の論点では、表現者が感情を反映させやすいのはどちらかという比較である。「歌詞の重要度や文学的レベル」そして「曲の収録方法」はそれほど関与しない。

僕にはどうしても、歌手が母国語で歌っている曲のほうから、言語にとらわれない魅力が伝わってくるのだが。そし…

夏の終わりに聴くならコレだろう

阿部真央 - 君を想った唄

阿部真央というシンガーソングライターがいるそうで、偶然聴いた最新アルバム収録曲「君を想った唄」が良かった。なんだかBENNIE Kを思い出してしまった。この曲の編曲は上田ケンジ氏。

iTunesのパラメータではアルバム中もっとも人気の曲です。

阿部真央「戦いは終わらない」ちなみに、この曲を求めるならAmazonだと¥3,000で、iTunesだと¥2,000で、曲単体なら¥250です。いい時代になったんでしょうが、iTunesGlobalだとJpopは大体一曲£0.79(≒¥100)で購入できる。

だからなんていうか、データに物理的な距離はほとんど関係ないんで、国境があるとしたら十中八九、利権と法律の影響による。しかも日本の場合、日本国内こそが最も高価という意味の分からない状態です。全然「いい時代」じゃないわ。



劇伴作曲家「林ゆうき」は要チェック

今シーズンのドラマだと月九「リッチマン、プアウーマン」が結構好きです。

このドラマの音楽担当は林ゆうき氏ですね。彼は今かなり売れっ子だと思う。例えば「ストロベリーナイト」「リーガル・ハイ」も彼の音楽です。

劇中に挿入される音楽を俗に劇伴といって、これはいまいちクローズアップされないんだけど、映像作品の感情を劇的にコントロールする要ですね。作品に没頭しているとなかなか意識が向きませんが、実はめちゃくちゃ影響されています。

で、後でサウンドトラック聴いてみると「そうそう!これこれ!」ってなるんですよね。矛盾するんだけど、それが腕の良い劇伴作曲家の条件なんでしょうね。

林ゆうき、彼は要チェックです。

AKB増田有華の才能が開花する瞬間

先日8月8日放送のAKBINGO!は、宮本亜門演出ミュージカル「ウィズ」のドロシー役を選ぶ最終オーディションだったんだけど、その歌唱力審査での増田有華が抜群に素晴らしかった。あれはもはやひとつの完成に近いパフォーマンスと形容した方が正確ではないかと思う。

課題曲は「HOME」。宮本亜門曰く「この曲は大げさではなく、ブロードウェイでもロンドンでも歌える人は本当に少ない。世界的に少ない。」という難易度の高い曲を、彼女はなんとか歌い上げた上に、キラキラきらめく才能の片鱗(それはつまり溢れ出るドロシーの感情を歌声に乗せて会場全体に響き渡らせる誰しもが持つわけではない能力)をも存分に魅せつけてくれた。


宮本亜門をして「想像を超えた天才ぶり」と言わしめたそれは大げさではなく、僕は心を揺さぶられてしまったし、彼女を現場で垣間見た多くの者が同じ心境だったに違いない。

結果的に増田有華がドロシー役を射止めるわけだが、その事実が映像の冒頭で既に明かされてしまう演出にも納得できる。

個人的に、AKBの記録映像で胸がはち切れる程に感動したのはこれで二度目で、一度目は昨年11月17日放送の有吉AKB共和国「劇団四季に挑戦」だった。

それは映像作品としても秀逸だったけれども、今回に関しては映像作品としてはそれほど秀逸ではない。過度な演出が素材を殺している部分があるからだ。だから増田有華の歌唱力審査の部分だけを抜き出して見たとしても、大きな感動を得ることができるだろう。

どちらにしても、見る機会があるのならばぜひとも見るべき記録映像だと思う。

ちなみに、以下は本場の映画版「TheWiz」の「HOME」です。増田有華の映像を心から楽しみたい人は、いま見るべきではない。残念ながら、技術レベルが違いすぎる。いや、たとえ見た後でも、増田有華は増田有華で良いから大丈夫。どっちだよw

「そこまで言って委員会」の精神を受け継ぐ大阪ローカル番組

「たかじんのそこまで言って委員会」は既に全国に見つかっちゃって、目に見えて冒険ができなくなっている(そして過度な演出が増えている)のがとても悲しいんですが、ただ、この番組の黎明期を思わせる番組が現在大阪ローカルで放送されています。

「たかじんNOマネー」と言うんですが、どれくらい突っ走っているかというと、民放でありながら「パチンコは限りなく賭博性が疑われる」とし「摘発されない原因はパチンコ業界と警察の癒着。最大の天下り先になっている。」と言い切るレベル。これは在京キー局では決して放送出来ないですね。毎回手を叩いて笑えるネタばかりで、これこそ大人のバラエティという内容になってます。

大阪には無鉄砲だけど骨のあるテレビ局員が一定数いて、それを殺さない上層部もいて、勇気のある出演者と共にがんばっている番組がちゃんと放送されるんですよね。そういう部分に目を向けずに、テレビ業界全てを一括に非難している人が僕は残念でならない。

小林よしのりの見据えるAKBと秋元康と大東亜共栄圏

小林よしのりと言えば漫画「おぼっちゃまくん」か、バリバリの保守というのが最もよく知られた肩書きだけど、実はなかなかディープなAKB好きでもある。少なくとも僕のようなニワカとは一線を画しているのは間違いない。

彼に言わせると“秋元康氏は「大東亜共栄圏」を文化で実現しようと壮大な実験を開始している”のだそうで、それに“ニセモノ愛国者・ネトウヨ・バカウヨは全然気づかない”と嘆いている。

AKB48フォーマットはアジアを制覇するか? - ゴー宣ネット道場当然これに対するネット上の評価を拾えば「なにいってんだこいつ」「小林がおかしくなった」「あぁ統合失調症か」という冷ややかな声が目立つのだが、僕も小林よしのりと同様の魅力をAKBに対して感じている一人であることを一応表明しておこうと思う。

国防とは何だろうか。

僕個人の結論は「文化を愛してもらうこと」だと思っている。かなり単純化してその理由をいえば、国とはつまり人の集団であって、人に戦意が湧かなければ戦争は成り立たない。つまり、敵国の為政者にAKBヲタがいたらどうなるか。日本を攻めるという時に「あそこはマジでダメだ、秋葉原がある。AKBがいる!」みたいなね。愛が戦争をなくすというのは、これは保守の思想にも通じます。

で、最近の修正主義の方向性で言えば、大東亜戦争(太平洋戦争及び日中戦争)の原因は米国の差別主義にあったのではないかという話がある。米国の強烈な人種差別意識、そしてアジアが日・泰以外すべて植民地であった当時の状況を鑑みて、差別撤廃を掲げるのは必然であったというのは理にかなっている。そして日本が“戦争に追い込まれた可能性”についても、確かにそう思える節がある。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成24(2012)年7月18日(水曜日)
あのカリフォルニアにおける日系人差別と強制収容所
米国が反日で発狂していた時代は、つい昨日の出来事でしかないそれで日本の罪が消えることはないけれども、少なくとも日本が悪であるとするなら、戦争を行ったすべての国が悪でなければ話が全くおかしい。それは僕は間違いないと思う。

右翼と言えば街宣車。街宣車と言えば恐怖。そういう先入観が先行していた時代に、メディアの前に出て保守の思想を解き続けた小林よしのりは、今も当時から全くぶれることなく保守の思想を貫き続けている。ころころと意見を変える人が多…

アーチェリー女子の魅力

健全な男どもにとってのオリンピックといえば、やはりかわいいスポーツ系女子を探す好例の楽しみ方があるわけですが、今大会で僕はアーチェリーの川中香緒里選手に注目することに決めました。

Google画像検索|川中香緒里選手決してアイドルや女優というような華やかさではないんだけど、とにかく可愛いものは可愛い。競技を見た人はなんとなく理解できるだろう。的を見据える表情と、放った後の笑顔。この差がたまりません。

しかし、アーチェリーをしている女性は押し並べて、素朴だけど奥に強い芯を持っているような人が多いですね。穏やかだけど芯が強い。それはまさに母性の表出ですね。精神統一を繰り返しているとああいう雰囲気になるんだろうか。

今後、彼女たちを見る機会は個人戦しかない。しかもライブで見るならNHKのネット中継だけ。

NHKロンドン2012オリンピック|ネット生中継(ライブストリーミング)
8月2日(木)大会7日目 午後 4時55分頃~午後 6時45分頃
アーチェリー 女子個人 予選

ロンドン五輪開会式のサウンドトラックが良い感じ

Isles of Wonder: Music For the Opening Ceremony of the London 2012 Olympic Gamesロンドン五輪開会式のサウンドトラックが発売されている!
Underworldが音楽監修なだけにUnderworldのRemixがとにかく秀逸です。必聴。

ところで販売価格なんだけど、UKだと£9.99(*1)なのに、なぜか日本だと¥1,500です。単純にレート換算すると£1≒¥130だから¥1300くらいのはず。曲単体だと£0.99が¥200~250で売られている。レート通り換算すると¥130のはず。なんなんだこれは。

逆に日本の曲¥250が向こうだと£0.79(レート通りに換算するならおよそ£2のはず)。あまりにも酷い。

HuluといいiTunseといい、日本の音楽産業は糞まみれですか。そうですか。がっかりしますね。本当に。
*1) UK | Isles of Wonder: Music For the Opening Ceremony of the London 2012 Olympic Games

低予算だけど面白い映画が増えるかもしれない

アメリカの話ですが、今後は低予算だけどクオリティの高いVFXを駆使した見応えのある映画が増えるかもしれない。

最近のVFX技術と言えばもちろんデジタル技術が主流だから、3DCGを駆使した大作映画が制作される度に、数多くの精巧な素材やシミュレーションプログラムが蓄積されてゆく。

例えばビルや都市群の3Dモデルを一から作れば相当なコストがかかるけれども、一度制作されたものはいくらでも使い回すことができる。同じように作られた戦闘機や巨大生物を組み合わせてこれを破壊させれば、迫力ある映像が安易(今までに比べれば格段に)に制作できるようになる。

これは個人的で浅はかな予測でしかないけど、アメリカ映画産業界隈が実践してきた市場原理の徹底は、コストを抑え、リソースを活用し、最大限の利益を得る意味で、そちらの方向へ流れるだろう。コアの技術は門外不出だとしても、モデリング系のアーカイブをパッケージ化して有効活用する道は十分にあり得る。

僕にとっての希望は、企画力とアイディアに富んだ低予算のSF作品制作が、今後、新人監督たちの主戦場となっていく未来の姿だ。未来を担う彼らの台頭が、3DCGの創りだす迫力に頼りきった現状に風穴を空けてくれるかもしれない。

だからアメリカ映画はこれから面白くなりそうだと、勝手に期待を寄せています。

オワコン化。アイドルの決定的な弱点

韓国にBrownEyedGirlsというのがいた。

常にパフォーマンスの質が高くて、韓国ガールズグループの黎明期を支えた実力派です。取り上げた動画は2008年のものですね。まあ、彼女たちは今も活動しているんだけど、過去形にしたのは現在はオワコンになってしまったからに他ならない。

アイドルというのは性質上、もう明確な旬が存在する。旬を過ぎると目も当てられない状態になるのは、日本アイドル史30年を見ればほとんど逃れられない真理です。

中には岩崎宏美や松田聖子みたいな例外はいるんだけど、それはもう特異なパターンでしかない。

で、アイドル先進国の日本はそれを確実に学んでいる。アイドル個々の劣化を克服するために、アイドル個々に存在の中心を置かなくなった。グループを中心とすることで、内部で古いパーツから新しいパーツへと循環させられるようになった。実はモー娘。やAKBの最も優れた仕組みのひとつはそこで、これは生物が老化に抗うシステムそのものですね。

野球だろうがサッカーだろうが伝統芸能だろうが、それらが継続して面白いのは、逃れられない寿命をちゃんと受け入れているからです。古くなったら新しいものに取って代わられる。だから、旬を過ぎたアイドルがしがみつく姿ほど見苦しいものはない。しがみつくというより、保身が許される構造自体に欠陥があるという方が正確かもしれない。なんだか政治や社会にも当てはまるんだけど、きっと全ては根本原理に帰着するんだろう。

この重要性に気づかない限り、韓国のアイドルはまだまだ発展途上だと思いますね。

面白いドラマを見つける最善の方法

あなたにとって本当に面白いドラマを見つけたいなら、普段からドラマ制作に誰が関わっているのか注目してみることをオススメします。

自分が面白いと思ったドラマに関わったスタッフの内、原作、脚本、監督、作曲家になんとなく注目してみてください。そのうち「あ、この名前!」と思うようになります。新作ドラマが放送する時に、知っている人が二名以上関わっていたら、それは自分に合う可能性が高い。少なくとも第一回放送くらいは見て損はないと思います。

参考のために、僕が注目している名前で表を作ってみました。※作品は極一部です。

真山仁 - - - - - - 池井戸潤 - - - - - - 遊川和彦 - - - - - - 林宏司 - - - - 古沢良太 - - - - - - 福田靖 - - - - - 大友啓史 - - - - - 岩本仁志 - - - - - 佐藤直紀 - - - - 澤野弘之 - - - - - - 池頼広 - - - - - - 林ゆうき - - - - - - This table was created with Compare Ninja.

こうして見ると、幾つもの作品が制作者によって繋がっているのがわかると思います。

例えば僕は『ハゲタカ』が大好きで、脚本家の福田靖氏も大好きだったので、『龍馬伝』を見ることを全く躊躇しませんでした。そして予想通りはまってしまったわけです。注意してみると、本当に様々な人が有機的に繋がって、興味のわく作品が増える上に余計にウキウキできる思います。

自分自身の中にこの表をぜひ作ってみてください。面白いドラマや映画はこれからもきっとたくさん作られるはずです。それに気づき、楽しめるかどうかはあなた次第ですね。

少女時代の振付師は日本人だったのね。

少女時代の幾つかの曲の振り付けを担当しているのは、仲宗根梨乃(Rino Nakasone)という日本人振付師さんだったそうで、とにかく「Genie」を踊っている彼女の映像は必見。正直いって段違いに魅力的です。

・仲宗根梨乃本人のGenie


・少女時代によるGenie


彼女は少女時代の他にもf(x)をはじめ韓国ダンスグループの振り付けを数多く担当している。以下は振り付けを担当した作品集です。


なんだか自分の好きなジャンルに不意に日本人が関わっているなんて知るとすごくテンションが上がりますね。これからも素晴らしい振りつけで業界を盛り上げて言って欲しいですね。

モーニング娘。の主戦場はテレビではない

一目で分かるモーニング娘。This is my own work and anyone who loves Morning Musume can use this file.
個人的な話になりますが、モーニング娘。がまだ「ASAYAN」(*1)の一企画として進行していたインディーズの頃、CD5万枚を5日間で完売したらメジャーデビューという企画をしたんですよね。かれこれもう10年以上前です。

当時高校生だった僕は「俺がデビューさせる!」と意気込んで横浜アリーナ公演に出向くわけです。その時に安倍なつみと握手をしたのが個人的なモーニング娘。絶頂期でしたね。うん、凄くどうでもいい話だ。

あとは多分みなさんと同じくらいの認識でしか彼女たちを見ていないんだけど、世間的な絶頂期は「LOVEマシーン」とか「恋愛レボリューション21」とかその当たりだろう。添付の表を見ると一目瞭然ですが、2000~2004年くらい、安倍なつみ、保田圭、飯田圭織が在籍した期間と言い換えてしまってもいいかもしれない。とにかくもう破竹の勢いだった。テレビをつければどこかに出ていた時期ですね。

この頃は、アップフロントエージェンシー(モーニング娘。の母体)が稼いだお金で都下に自社ビルをどんと買ってしまうほどの羽振りの良さだった。勢いに乗った彼らはこの成功にあやかってモーニング娘。の姉妹ユニット(Berryz工房や℃-ute)を続々とデビューさせてゆくことになるんだけど、それらを総称して「ハロー!プロジェクト」というんですね。

■画期的だったYouTubeの活用
僕がモーニング娘。というかアップフロントに再び注目し始めるのは2008年ころだったと思う。その頃というのはyoutubeが大人気で、同時に著作権無視した動画が氾濫して大問題になっていたんですね。だから許可のない動画がアップされる度に関係者が削除依頼を出すという、今考えればなんとも馬鹿げた戦いが続くんだけど(今も続いているけど)、そんな中、アップフロントは関連動画を削除しない方針をとった。当時は非常に画期的だったので、これはネットで動画を見まくっていた人にも嬉々として受け入れられます。

■外国で爆発的人気を集める(2009年ころ)
アップフロントの選択は多分正しかった。削除しなかった動画が世界中から注目され始めることになる。日本の特異なアイドル文化への好…

工藤遥という女の子が可愛い。ふ、父性的な意味でねっ!

あらやだ、なんて愛らしいんでしょうか。工藤遥という女の子です。動画見ればわかるんだけど、あのモーニング娘。の最も新しいメンバーで、なんだかんだで第十期なんですね。すごいな。

「となりのトトロ」を全く別の作品として楽しむために

金曜の夜に何度も見たであろう宮崎駿監督作品「となりのトトロ」をどうしてももう一度見てみたくなってしまう都市伝説をご存知でしょうか。身の毛のよだつ、ちょっとだけ怖いお話。夏の夜長にはぴったりです。

この解釈があまりにも世間を賑わしたために、ジブリは公式に否定したんだそうですが、ただ、芸術というものの本来の性質は、それを作った人の意志に関係なく、見る人の主観的な世界で展開されてゆくもので、それを考えれば、このような誇大な、しかし整合性のある新たな解釈を取り入れる意義も見えてくると思う。

別の解釈という新たな世界に触れることで、自分の世界観から離れることができるようになる。それは誤解を恐れずいえば、何度も見た「となりのトトロ」を全く別の作品として楽しむ可能性を見出してくれるだろう。

それにしても誰が考えたのだろう。尊敬します。

WOWOWのオリジナルドラマが抜群に面白い

WOWOWのオリジナルドラマと言えば連続ドラマW枠ですね。

先日、熱いメッセージに毎回泣かされ続けた真山仁原作「マグマ」が最高の出来のまま最終回を迎え、僕の歴代No.1ドラマが見事に塗り替えられましたが、次回は楡周平原作「プラチナタウン」だそうです。

「マグマ」で原子力の影に埋もれながらも夢の地熱発電技術に命をかけた人々というナイーブな題材を扱った後に、高齢化し破綻しかけた町を再建する人々というこれまた日本の深部に触れる題材。

時代は完全にWOWOWですね。民放では扱いづらい社会問題をどんどん取り上げてしまうんですから。もはやWOWOWを語らずして日本のドラマ最前線は何も見えてこないでしょう。

もともとそういう差別化戦略をとってきたのが連続ドラマW枠でしたが、311を境にして決定的なものになりそうな感がありますね。もうNHKですら追いつけないかもしれない。

制作者、出演者からしても、社会問題を鋭くえぐる系は最もやりがいを感じられる題材のひとつですしね。 WOWOWと制作陣、そして原作者に幸あれ!

WOWOW連続ドラマW「プラチナタウン」公式サイトAmazon.com|楡周平原著「プラチナタウン」 (祥伝社文庫)
WOWOW連続ドラマW「マグマ」公式サイトAmazon.com|真山仁著「マグマ」(角川文庫)

Huluの現状と課題

Huluのサービス大放出は限界 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
映画やテレビ番組が見放題の動画配信サービスHuluは、ユーザーにとってあまりにおいしい(日本では月額980円だが、アメリカでは無料)。最近少しうまみが減ったが、今のところまだまだ十分おいしい。Huluの現状と課題についての良質記事です。

Huluを取り巻く困難な状況は、彼らが映像作品とネットのよりよい関係を模索する先端に位置しているからこそ起こるんでしょうね。

米国でもネットにおける著作権・知的財産権の扱いについては激しいバトルが繰り返されていますが、それでも彼らはHuluを用意した。少なくとも米国放送業界には、日本に比べれば余程健全な競争原理が働いていることになりますね。

日本においての秀逸な宣伝文句

いま、90歳以上の人たちの書籍が増えているという。

どうせまた高齢者向けビジネスだろうと思う人もいるかもしれない。少なくとも僕はそう思った。しかし違った。『戦前戦中戦後の激動の時代』を知っている貴重な人たちだからだという。

正直、参ったと思った。浅はかな自分が恥ずかしくなった。

確かに前者の思惑がないとは言わない。しかしだとしても、後者の理由の説得力はとんでもない。今生きている日本人ならどんな主義思想を持った人であっても、彼らの体験談には耳を傾けたいと思うだろう。

脱原発や消費税反対のように、偏った主義思想に訴えかけるビジネス戦略ばかりが跋扈する日本にあって、この抜群の訴求性はあまりにも素晴らしい!

[ ベストパフォーマンスのススメ ]和田アキ子の名曲「今あなたにうたいたい」

和田アキ子の名曲といえば「今あなたにうたいたい」なんだけど、映像として残るもっとも秀逸なパフォーマンスは、たぶん第49回NHK紅白歌合戦で間違いないと思う。

韓国ガールズグループの新生「A Pink」

韓国ガールズグループネタなんですが、A Pinkがいい具合に勢いに乗ってます。新人賞ほとんど総なめ状態(*1)ですからね。向かうところ敵なしっていう。

韓国ガールズグループの現状を言うと、やたら乱立している割には次世代がなかなか定着していなかったりするんですが、このA Pinkはデビューして1年あまりクオリティが一定しているので、今後もまだまだ期待できそうです。

*1) A_Pink > Awards and nominations|wikipedia

日本人は今すぐ連続ドラマ「マグマ」を見るべき

WOWOWのオリジナルドラマ「マグマ」が熱い。

■原子力の影にかすむ地熱発電の現場を鋭く描く
「マグマ」の原作は、「ハゲタカ」でも知られる真山仁がエネルギー政策にスポットを当てた名著で、原子力発電の影ですっかり落ちぶれてしまった「夢の地熱発電新技術」に人生を掛ける企業を起点にして語られていく。

真山仁作品の魅力である“極めて現実的な世界観さえ串刺しにする熱いメッセージ性”は健在で、自由主義経済下の厳しい現実の中で、愛する人や生活を守らなければならない不安と葛藤を抱きながらも、止むに止まれぬ使命のために邁進していく熱き人々の生き様が描かれていく。

■「ドラマ化できるとは思わなかった」
真山仁はインタビューの席で「まさかこの題材がドラマ化できるとは思いもしなかった」と発言していることからも、今の日本にとって非常にナイーブな内容が含まれていることがうかがい知れるだろう。

原作は東日本大震災及び福島原発事故(以下、311)の起こる以前に書かれているため、ドラマ化にあたって真山仁自らの要望で311後の設定に手直しされている。また「原発=悪」「地熱=救世主」という単眼的な視点で語られたくないとの理由から、原発と地熱発電の専門家をドラマ製作陣に紹介するほどの力の入れようである。

■WOWOWの差別化戦略がオリジナルドラマを面白くしている
WOWOWの連続ドラマW枠の基本姿勢は、民放に手の出せない題材を取り上げることで差別化を図るという一貫性の下に制作されており、これまでも抜群に面白い社会派ドラマをいくつも世に送り出してきた。しかしながら、いま放送中の真山仁原作「マグマ」ほど、この方向にマッチングした傑作はなかったのじゃないかと思う。

■民放には扱いづらい題材
民放は、スポンサーからの広告費に依存した収益モデルであるがゆえに、どうしても広告主に配慮せざるを得ない性質を抱えている。つまり、主要なスポンサーに電力会社がいる場合、それは潜在的なプレッシャーとなってしまう。しかし、視聴者からの視聴料で運営されているWOWOWにはその制約がない。本作は、まさにWOWOWのために用意されているような題材と言い切ってしまって良い。

これがWOWOW加入者にしか見られないのは悲劇だ。なんとかドラマ単体で購入することは出来ないのだろうか。DVDを早めに出すなどして、なるべく多くの人に見て欲しい。ここ関…

「家族のうた」が失ったもの

■「家族のうた」素晴らしかった。
エンドロールを見ながら泣いたドラマなんていつ以来だろう。しかし、放送開始から視聴率は低調のまま推移し、結果的には8話打ち切りに方針転換してしまったことが僕は残念でならない。

このドラマを途中で打ち切るという中途半端な対応は、近年稀に見る歴史的低視聴率という注目度を最大限に生かし切れないと思うのだ。

その理由を説明するにはまず、前提として「家族のうた」がクオリティの高い作品であるという事実を共有する必要がある。しかしそれはとても難しいので、今は第1話だけでも見てください。と言っておく。

■DVDが発売された時の展開を仮想してみる。
もし打ち切らずに放送していた場合、「低視聴率ばかりが注目されたけど、あれ実はめちゃくちゃ面白いんだよ」という並のドラマでは切り込めない訴求性を最大限に活かすことができたかもしれない。これは作品が本当に面白いものであればこそ、ネット上でも存在感を維持したまま広く伝播する可能性が生まれる。途中で打ち切ったことで、この訴求性は劇的に威力を失ってしまった。

なぜか。端的に二つある。クオリティを下げてしまったこと。そして視聴者を裏切ったことだ。

■制作者たちのもっとも理想とする演出の否定
今回の打ち切りというフジテレビの決定は、既に撮影が終盤に差し掛かった時期になって下されている。それはつまり、既にかなりの撮影が終了している時点から脚本と演出を練り直さなければならないということであり、いくら上手く短縮したところで、クオリティの低下は免れない。

たとえもし早い段階から打ち切りの方針が決まっていたとしても、制作者たちが企図したプロットは曲げられてしまった事実は変わりようがない。

■裏切られた制作者の意欲と視聴者の期待
どのような経緯で打ち切りが決まったのか、僕には想像すらできないけれども、制作者たちの意欲を削ぎ、クオリティを下げ、更に毎回楽しみにしている視聴者を裏切り、結果的には今後の販促の重要な要素を逃してしまった彼らの行動は、信頼も、金の卵も、みすみす手放す選択だったのだと僕は確信している。

映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」はもっと注目されて良い

本日、三島由紀夫の最期を描く「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」が公開される。これは、日本映画史上とても意味のある映画といって良い。

今まで、彼の最期を描いた作品といえば、1985年に公開された「Mishima: A Life In Four Chapters」を挙げるしかなかった。これは、ルーカスとコッポラという偉大な巨匠2人が関わった大作なのだが、日本人制作とは言いがたい上に、日本では未公開であった。

つまり、日本のスクリーンで三島の最期を描いた作品が流れるのは史上初であり、さらに、日本人監督によって描かれた作品が公開されるのもまた史上初なのである。

最後にひとつ。

三島由紀夫の壮絶な最期を字面で追えば、それはただの狂気に見える。けれども、そのような心理状況に達するほどの痛烈な危機意識と憂いに、僕たちはもう少し理解を示してもいいのではないだろうか。彼が命を賭して示したかった思いは、多くの人が知って損のないものだと僕は確信している。

今回の作品で、若松監督は、彼や当時の日本をどのような解釈によって描いているのか、非常に興味深いです。

映像コンテンツにおける多言語対応の重要性

クラウドソーシング字幕作成プラットフォームを提供するAmara、MozillaおよびKnight Foundationから100万ドルを調達|TechCrunch
多言語の字幕などを用意するのは時間も金もかかる作業となってしまう。しかし翻訳してくれるボランティアがいるとしたらどうだろう。ビデオを多言語化する有力な方法のひとつは、クラウドソーシングによる字幕作成だとして、翻訳サービスを手がけるAmaraがMozillaおよびJohn S. and James L. Knight Foundationから100万ドルの資金を調達した。
これは大いに期待ですね。

ネットと映像コンテンツの明るい関係を考えた時に、それにストレスをかけない(社会的にも健全な)翻訳の仕組みは、もっとも喫緊の課題のひとつだと思う。

例えば日本のアニメがテレビで放送されて、それが即座に多言語化されるなら、それは世界中のファンに楽しんでもらうデジタルコンテンツプラットフォームがいよいよ現実的な話になってくる。

翻訳のコストが格段に下がり、そしてよりスムーズな多言語化対応が実現したら、それはつまり収益性を十分に兼ね備えたネットサービスが可能になるということだ。しかも、ネット世界から(少なくともデジタル映像コンテンツ業界から)国境の概念がさらに取り払われる希望に繋がる。まったくもって素晴らしい!

ちなみに、翻訳以外の課題は、例えば「ネットインフラの整備」や「少額電子決済の仕組み」「制作者の保護」のようなもので、課題のいくつかは既に克服されているから、これが有機的に機能し始めたら、映像コンテンツの世界は格段に面白くなるね。もう少しだ、もう少し。

フジの低視聴率ドラマ「家族のうた」が面白い

フジテレビのドラマ「家族のうた」が抜群に面白い。

総合芸術としての全要素が一定以上のレベルでかみ合っていて、笑って泣ける最高のコメディ作品に仕上がっていると思う。僕以外にもきっとそう思っているドラマ好きが日本中にいるはずだ。僕はこの作品に、山田洋次監督の名作『男はつらいよ』に息づく哲学を感じる。

悲しいことを笑いながら語るのはとても困難なことだ。
だが、この住みづらい世の中にあっては、
笑い話の形を借りてしか伝えられない真実というものがある。
山田 洋次(映画監督)
Nobaba.Clip何より悲しいのは、ネット上では最低視聴率で大コケだとかいう意見ばかりが目立つことだ。ざまぁwwwwとか言ってね。内容見もしないで、日がな一日テレビ局批判のネタを漁っている人らの意見には惑わされないでほしい。素晴らしい作品に素晴らしいという賛美こそが届かないなんてネットの価値がない。この作品に関わるすべての関係者に栄光あれ!

共同通信が第一次情報源として前衛的なサービスを開始した

共同通信が会見の全文書き起こし配信サービスを開始
一般社団法人共同通信社と株式会社共同通信デジタルは、閣僚、企業、業界団体など53種類の記者会見をテキストにて全文書き起こし、Eメールにて3時間以内にお届けするサービス「会見全文速報」を開始しました。共同通信が会見の全文書き起こし配信サービスを開始するそうだ。メディア界隈のウェブサービスとしては、本当に久しぶりに注目に値するものが出てきたと言えるのではないだろうか。

今回はあくまでも通信社が法人向けに配信するものではあるけど、もしかしたら、今後のネットとメディアの関係性を好転させる大きな足がかりになるかもしれない。

■無編集で配信するという革新性
近年、youtubeやニコ動、USTREAMに代表される動画共有サービスが台頭したことで、重要な会見をいつでもネット上で視聴できるようになった。そのメリットを端的に言えば「無編集で視聴できる」という一点に集約できるだろう。

つまり、編集過程を経ない(恣意性を排除した)純粋な一次情報を誰もが受け取れるようになったということだ。これは歴史的に見ても非常に重要な革新であったと言っていい(例えばアル・ジャジーラが台頭した理由は、複雑な中東情勢へのコネクションと造詣の深さにあるのだが、それを世界中に無編集なままリアルタイムに配信した試みが支持されたのでもある)。

■大手メディアが無編集ダダ漏れ放送を選択できない理由
上記ような現状を引き合いにだして、大手メディアの編集行為に対する(恣意的すぎるという)非難が強くなっているわけだが、放送局が無編集ダダ漏れ放送を選択できない理由は大きく2つある。

ひとつは民放特有の問題だが、彼らの収益モデルが広告に依存しているため、広告主への自主的な配慮をせざるを得ない(ダダ漏れ放送は広告主に不利益な情報を排除しきれない)。

ふたつ目は公共性。日本に住む誰もが無料で視聴できる性質に鑑み、非常に厳しい放送倫理を適用せざるを得ない(例えば放送禁止用語を連発するような放送を垂れ流せば、放送免許剥奪の可能性すらある)。

■大手メディアの強み
ただ、大手メディアの持つ資金力・ノウハウ・コネクションは、一次情報を得る意味で非常に重要な要素であり、これは残念ながら他の追随を許さない。彼らがもし特異な制約下から脱し、純粋な一次情報を無編集で発信できる場を与えられるなら、それは…

榎本くるみの弾き語りで癒される

榎本くるみの歌声が好き。

彼女がyoutubeで公開している『おうちでライブ』というシリーズは、彼女の魅力を余すことなく体感できる秀逸な試みで、言ってみれば世界一好きな自分のためにプライベートライブを披露してくれているような感覚に浸ることができる。

特に『未来記念日』は個人的にもっとも好きな曲で、こんなどっぷりの恋愛シュチュエーションは記憶のどこにもないはずなんだけど、なんだか「ああそんなこともあったなあ」なんて、榎本くるみと過ごした日々の鮮明なイメージまで浮かんで涙がにじんでしまうんだから不思議。

ね、春らしい気持ち悪さでしょ。この余韻を残しつつ、僕はこれからちあきなおみを聴きます。では。

大阪の小劇場「第七藝術劇場」

大阪の十三に第七藝術劇場という映画館があります。この映画館の上映予定を見ると非常に興味をそそられる映画が目白押しで、東京で言うとイメージフォーラムに近いかもしれない。これは映画館通い再燃の予感です。

ちなみに、劇場名に使われている「第七藝術」とは映画を意味していて、なぜ第七かといえば、時間芸術(音楽、詩、舞踊)と空間芸術(建築、彫刻、絵)を総合する七番目の芸術として映画を位置づけた、リッチョット・カニュードの芸術論から来ているそうです。

野島伸司脚本ドラマ「理想の息子」主題歌にハマる

君にしか見せられない顔がある / 大丈夫と微笑ってくれた / ああ僕には 君にしか見せられない顔がある

ジャニーズ系グループ「Hey!Say!JUMP」の新曲「SUPER DELICATE」のサビです。これが「理想の息子」という野島伸司脚本ドラマの主題歌になっていまして(歌詞も野島伸司が書くという凝りよう)、繰り返し聴いているとなんだか好きになっちゃうっていうアレなんですが、僕の中学時代にはV6というのがいて、当時全日本バレーとタイアップしたりして、女子はおろか男子にも非常に人気があったんですよね。覚えてますか?

で、僕はノペーっとした片田舎出身なんですが、そんな土地の公立中学には不釣り合いな出来の良い同級生がいまして、彼女はその後有名国立大の法学部へ進み、そのまま弁護士先生になるという華やかな道を歩んでいるんですが、そんな別格の女子すら「三宅くんカッコイイ」とか言ってきゃっきゃっきゃっきゃしてるわけです。僕は当時その子にホの字だったので三宅くそっ!とかムダに思ったりもしたんですが、とにかく、女子なら見境なく虜にしてしまう魅力って、そういえばこんな感じだったよなあと凄く懐かしさを覚えたので紹介します。

子犬のように華奢な男前が集まってこんな歌を歌うんだから、そりゃもう思春期の女子は溜まったもんじゃないんだろうね。

Selena Gomez - Love You Like a Love Song

最近、Selena GomezのLove You Like a Love Songをヘビーローテーション。
全然関係ないけど、MVの舞台がカラオケバーなんだね。司会者日本語だしw